各寸法を入力 → 3手法を同時計算。工程σ未入力の行は上式で自動換算します(公差幅 = 片側の大きい方 max(|上|,|下|))。工程σ欄に値を入れた行はその実測値を使います。 下公差は負値で入力(例: −0.05)。
| 名称 | 公称値 | 上公差 | 下公差 | 方向 | 工程σ(任意) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
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使い方 — 累積公差とCpkを求める6ステップ
- 1寸法を入力する
セクションAの表に各寸法の名称・公称値・上公差・下公差・方向を入力します。
- 2工程σを入力する(任意)
工程σ列に実測値を入力します。未入力の場合は σ = 公差幅 ÷ 3(T = 3σ・RSS の標準慣行)で公差から自動換算します。工程能力を仮定したい寸法は、この欄に 公差幅 ÷ (3 × 想定Cpk) を入力してください。
- 3計算する
「計算する(再サンプル)」ボタンを押します。ワーストケース・RSS・モンテカルロの3手法の結果が並んで表示されます。
- 4寄与度パレートで改善箇所を特定する
セクションB「寄与度パレート」でどの寸法がばらつきに最も寄与しているか(σ²比)を確認します。
- 5USL・LSLを入力してCpk合否を確認する
セクションCのUSL(上限規格)とLSL(下限規格)を入力すると、Cp・Cpk・合否判定・余裕(σ)が表示されます。
- 6Cpk不足なら配分逆算で目標公差を確認する
セクションEの配分逆算で、目標Cpkを達成するための推奨公差を比例スケーリングと均等σ配分の2手法で確認します。
よくある質問
換算式を切り替えるのではなく、その寸法の「工程σ」欄に値を直接入力します。 工程が Cpk = C 相当(平均の 1.5σ ずれ込みで C を満たす量産工程)で 回っていると分かっている寸法なら、工程σ欄に次の式で得た値を入れてください。
例:公差 ±0.10 の寸法・C = 1.33 なら、σ ≒ 0.0251 を工程σ欄に入力します。
根拠:これは Drake『Dimensioning and Tolerancing Handbook』11章 Eq.(11.12) の σ_adj = T / (3 × Cpk) にあたり、6σ慣行で平均ずれを 見込むときの正しい扱いです。ばらつきの実測値そのものではなく、 平均ずれの代償を織り込んで σ を膨らませた値を RSS に入れる形になります (Cpk 1.33・1.5σ シフトの工程なら実際のばらつきは 公差幅 ÷ 5.49 相当ですが、その値をそのまま ±3σ に使うと平均ずれを計上しないぶん 危険側になるため、1/(1−0.2732) ≒ 1.376 倍に膨らませた 公差幅 ÷ 3.99 を使います)。
寸法ごとに実態へ合わせられるので、ツール全体のモードを切り替えるより 正直です。なお工程σを入力した行は、配分逆算では固定寸法(配分対象外)として扱われます。