現役の機械設計エンジニアが運営・全計算を検証。 累積公差の合否を、最悪値・RSS・モンテカルロで同時に。どの寸法が効くかまで一目で。
A寸法連鎖の入力
各寸法を入力 → 3手法を同時計算。工程σ未入力の行は公差から自動換算(σ = 公差幅 ÷ (1.5 + 3×Cpk目標)、既定 Cpk目標=1.33、公差幅=片側の大きい方 max(|上|,|下|))。下公差は負値で入力(例: −0.05)。
| 名称 | 公称値 | 上公差 | 下公差 | 方向 | 工程σ(任意) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
5 行(3〜20行まで対応)
順算3手法を並べて表示
切り替えでなく並列。前提の違いを見比べられる。
ワーストケース
全公差が同時に最悪。安全側・最も厳しい見積り。
合計公称隙間38.000
上限38.280
下限37.720
ばらつき幅±0.280
RSS(二乗和平方根)
正規分布・独立を仮定した統計和。実運用に近い。
合計公称隙間38.000
σ(合成)0.0378
上限(+3σ)38.113
下限(−3σ)37.887
±3σ 範囲±0.113
モンテカルロ
乱数10,000試行で分布の形まで再現。
平均隙間38.001
σ(試行)0.0382
±3σ 範囲±0.114
隙間の分布(37.85 〜 38.13)
seed=12345 / 10,000試行(再現可能)
B寄与度パレート
どの寸法を締めれば効くか。分散寄与(σ²比)の降順。
シャフト長76.3%
ハウジング座14.9%
ブラケット厚5.8%
スペーサ2.1%
ワッシャ0.9%
■ 上位2寸法(シャフト長・ハウジング座)で全体の約91%。ここを締めるのが最短。/ 根拠=各寸法 σ² ÷ Σσ² ×100
CCpk・合否連動
規格(USL/LSL)を入れると工程能力と合否が出る。σは上のRSS合成σを使用。
工程能力の判定合格
Cp1.76
Cpk1.76
余裕5.3σ
判定基準 Cpk≥1.33(変更可)。 Cp=(USL−LSL)/6σ、 Cpk=min(USL−μ, μ−LSL)/3σ、μ=38.000、σ=0.0378。